「連習」から「練習」へ

去年の今頃も緊急事態宣言の中、静かなGWでしたが、今年もほとんど外出はせず家で過ごす日々になっています。


レッスン以外の時間は、本を見たり映画を見たりと結構楽しめています。ただ何をしようにも音楽に結びつけようとしたり、音楽に活かそうとしたりする脳が働き、改めて人生=音楽なんだなと感じています。


ロシア時代の先生が、「美術館に行ったり本を読んだり公園を散歩したりするのもピアノの練習だよ」とよく言っていました。

色々な体験が音楽の幅を広げてくれます。


練習が楽しくない、苦痛な時は、インスピレーションがないことがほとんどです。結果「練習」ではなく「連習」になってしまいます。いつのまにか機械的な連続する作業になってしまいます。「練習」とは何かを練ることなので、常にインスピレーションと共に楽しみながらできると良いですね。