ベートーヴェンの日記①

猛暑の日が続きますが、皆さん夏バテしていないでしょうか。


さて、先日告知させて頂いたベートーヴェンのコンサートまで、約1ヶ月となりました。そこで、ベートーヴェンについて色々紹介できたらなと思い、自由にブログを書いていこうと思います。


それでは一発目はベートーヴェンの日記から。6年間つけていたという彼の日記には、日常の生々しい生活の様子から、影響を受けた思想など、書いてあることは様々です。その中から今日はひとつ。


【ヘンデル、バッハ、グルック、モーツァルト、ハイドンの肖像画が私の部屋にある。それらは、私の忍耐を培う助けになってくれる】


ベートーヴェンが活躍する以前の大作曲家達ですね。そしてベートーヴェンが彼らに尊敬の念を抱いていたことがわかります。ただ、「ん?ひとりよう知らんのが混じってるな〜?」とならないでしょうか?、はい、3番目の方です。名前は聞いたことあるが、他の作曲家の知名度と比べると、、となぜグルックがこのヒーローチームに混ざっているのか最初見たときは疑問でした。ただ調べてみるとオペラのジャンルでは大変重要な作曲家であり、オペラの改革者と呼ばれていることがわかったのです。


グルックのオペラ「オルフェオとエウリディーチェ」は大変有名な作品で、その中の精霊の踊り(メロディー)は、色々な楽器で演奏されています。もちろんピアノのソロ版もありますが、あの美しいメロディーを堪能するにはヴァイオリンかオケの原曲(旋律はフルート)が良いでしょう。是非蒸し暑い夏の夜に聞いてみて下さい。


ベートーヴェンの紹介がいつの間にかグルックの紹介になってしまいました(汗)

しかし、ベートーヴェンに影響を与えた作曲家のひとりということで、これを機に覚えてもらえたらと思います。


次回も自由に紹介するので、寄り道が激しくなるかもしれませんがお楽しみにー!!