最近は連日のショパンコンクールのため、すっかり夜型になっています笑
ブログのほうもだいぶ滞っていました。。
それはさておき、今朝のファイナル進出12名発表の中に日本人ピアニストが2名入りました。
大変嬉しいニュースですね。
ファイナルに残ったピアニストはそれぞれ良さが違い、色々なタイプの演奏が楽しめると思います。是非この素晴らしい時間を最後まで楽しみましょう。
さて、日本人の活躍の裏で、もうひとつの快挙をお伝えしなければなりません。
日本のピアノメーカーカワイの大躍進です。
ファイナルに進出した12名のうち、3名の方がカワイ社のグランドピアノ最上位シリーズである、シゲルカワイを選んでいるのです。
大きな国際コンクールでは、まずピアノ選びから始まり、ここでいかに自分に合ったピアノを選ぶかが最初の重要なポイントとなっています。
今回はスタインウェイ社が2台、ヤマハ、カワイ、ファツィオリの計5台が用意されました。
そして87名のコンテスタントが相棒に選んだピアノは、
スタインウェイ(2台合計)/ 64
ヤマハ/ 9
ファツィオリ/ 8
カワイ/ 6
でした。
ピアノといえば、スタインウェイ。
私個人的にもスタインウェイに敵うピアノはないと思うくらいで、実際一番良いピアノだと感じたスタインウェイ「479」は全コンテスタントの約半数の43名が選んでいました。
ただ、全体的に聴いていて、なかなかシゲルカワイも良いなと感じていたら、3名のピアニストがファイナルまで進出したのです。ちなみにヤマハは2次の時点で誰も次に進めず、残念な結果になってしまいました。(ただし、ヤマハも本当に良いピアノでした)
シゲルカワイですが、あたたかい音とクリアで透き通った音色が印象的でした。ファイナルのピアノ協奏曲にも大変合うと思います。
ファイナルでは、日本人ピアニストはもちろん、シゲルカワイで演奏するピアニスト3名にも注目してみましょう!!