ロシアの気候

寒い日が続きますね。

今年も残すところあと1日。皆さん、今日は自分の好きな曲で弾き納めをして、年越しそばを食べながらゆっくりしましょう。


さて、本日はタイトルにあるように、私の留学先であった、ロシアの冬の気候についてお話します。

私の生活していたモスクワでは、早い年は10月の終りくらいから雪がちらつき始めます。そして2月くらいまでは雪との生活になり、雪解けは3月に入ってから。4月でもまだ路面に雪が残っている年もありました。

気温でいうと、一番寒いのはだいたい1月の終りくらいでマイナス20度。その前後1ヶ月がマイナス8~14度くらいでしょうか。ちょうど今の時期はそのくらいになりますね。私が留学中に温度計で見た一番寒い日はマイナス22度でした。


個人的にキツかったのはマイナス14度を超えてから。意外とマイナス1桁台はいけるんですよ。ただ、マイナス14度を超えると一気に寒くなる感覚でした。う〜ん、「寒い」というか「痛い」んですよね、顔が。。なので必ずロシアではフード付きのダウンじゃないとダメです。

あと、なぜマイナス14度が自分の中でひとつの指標になっていたかというと、寒さ以外にもうひとつ、鼻が凍る感覚があるんです。そう、息を吸うときに鼻がなんかシャリシャリしているんですね笑。それがだいたいマイナス14度を超えたあたりからでした。


モスクワ音楽院の寮から音楽院までは、だいたい徒歩30分。冬は雪のせいで40分はかかります。その寒さの中を歩いて行くわけで、「あっ、これあかんやつや、音楽院まで持たん」て時は、カフェに入って少し体を温めてから再開です。

ちなみにロシア人は通学前の寮でコップ1杯のウォッカを飲んで体を温めてから出るのが習慣でしたね。お酒の弱い日本人が真似るととんでもない結末が待っています、、


ちょうど冬の時期はロシア料理もおいしくなるので、またの機会にロシアの冬の料理も紹介できたらと思います。


それでは2021年最後の日、良い1日を!!