録音のすすめ

前回の雑談での、まずは自分の中に先生が存在するお話。

なかなか練習の時に、今自分が弾いている音を細部まで意識して聴くことは難しいですよね。


そこでおすすめなのが、時々録音して聴いてみることです。

「よし、だいぶ弾けてきたぞ」と思っていても、いざ録音して聴くと「え?こんなはずじゃないんだが、、」といったことはよくあります。私はあまりにショックを受けるので録音練習が大嫌いな時期もありました笑


私が高校生の時は今のように携帯電話が発達していなかったので、この録音するまでの作業すら苦痛だったのを覚えています。

今の時代は録音のアプリがたくさんあり便利ですよね。多少音質は悪くても、練習の助けにはなると思います。


「きちんと弾けるようになってから録音だ!」と思わなくても良いですよ。私は譜読みの段階からよくこの録音作業をします。「どのようなフレーズの歌い方がここでは良いかな」、「どっちの指使いがより自分の欲する音が出せているだろう」、「両手に和音が出てきた時の縦のバランスが知りたい」等、とにかく思い立ったら録音してみることがおすすめです。


自分の演奏を録音し、それを聴いて分析することで「自分の中の先生」をどんどん育てていってもらいたいです。


是非試してみて下さい。