ロシア作品に触れて想う

最近は、来月の伴奏の本番ラッシュに向け、忙しい日々を過ごしています。


現在取り組んでいる伴奏曲は、ロシア作品が多めです。

ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、ラフマニノフのピアノトリオ、ショスタコーヴィチのチェロソナタ。

この3作品だけでもトータル80分弱あり、毎日ヒーヒー言っていますが、好きなロシア物ということで楽しんで取り組めています。


連日のニュースでは、そのロシアとウクライナ情勢ばかりが流れてきます。

ラフマニノフのピアノトリオは、メロディーが悲しみの旋律であり、最後の葬送行進曲では死者の魂が戦火の中を漂っているようにも感じます。

また、ショスタコーヴィチのチェロソナタは明らかに戦争への皮肉であり、いくつも現れる戦争の描写を、最後の楽章ではまるで人々の争いをくだらないと嘲笑うかのようにユーモアを込めて完結させています。


私は留学先がロシアだったこともあり、このロシア・ウクライナ情勢も全く他人事ではありません。

この問題が、とにかく平和に解決することを切に願います

そして、現在不安の中生活をしているウクライナ国民の無事を祈っています。