WBC優勝!

先日ワールドベースボールクラシックの決勝で、日本がアメリカを3-2で下し、3度目の優勝を果たしました。

最後に大谷翔平がクローザーでチームメイトのトラウトを三振で締めた場面はしびれました。


やっぱスポーツもいいですね〜。

今回は大谷くん効果もあり大変盛り上がったように思います。

駅近くにあるHUB(バー)も仕事帰りに通った時すごい人の数でしたから。


今回の日本は本当にチームワーク、雰囲気が良かったですね。ヤクルトの村上選手が、直前で怪我のために代表を辞退した鈴木誠也のユニホームと一緒にメダルをもらうシーンはとても印象的でした。

ちなみに私はゴリゴリの広島カープファンのため(ファン歴20年)、今回の鈴木誠也と栗林良吏の離脱はショックでしたね、、、

話を戻すと、この日本チームの良い雰囲気は、最年長のダルビッシュ有の積極的なコミュニケーションが大きかったと思います。

強化合宿にもメジャー選手として唯一参加していて、早くから後輩に話しかけコミュニケーションを取っていました。


そんな姿に、昔の少しやんちゃでクールな一匹狼といった彼への個人的なイメージはまたガラリと変わりました。


イメージが変わるといえば前にもこんなことが。

ダルビッシュ有が東北高校時代に練習を全然しなかったのは有名な話。。そんなこともあり、恵まれた身体と抜群のセンスで野球をやっているようなイメージでした。

しかし、何年か前にバズッた彼のツイートにこんなものがあります。


「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。」


ちなみに高校時代の彼の監督は、3年間何かを強制することは一切なかったらしいです。「自由にしていい」と言われたから練習にも出なかったと、、

ただ家で雑紙を読んだりして自分なりにトレーニングをしていたそうで、その頃に考える力がついたのでしょう。

後のインタビューではこう述べています。


「自分で考える力は必要です。出されたものを消費するのに一生懸命すぎると、その中でいかに休むか、楽に生きるか、、となる。僕は常に楽な状態だったから、成長するためのことを考えた。練習の選択肢は選手が自分で選択してやっていくべきだと思う。」



私も指導者として大変考えさせられる言葉です。

私が常々考える、先生との1/7ではなく、生徒独りの6/7を大事にすること。

目の前の作品を上手く弾かせることではなく、独りで考え音楽を構築する力をつけさせるということが、指導者我々の最重要課題なのだと強く思います。



なんだかどんどん真面目な内容に、、

とりあえず今日はこの辺で。