芸術は長く、人生は短し

ちょうど1週間前、坂本龍一死去のニュースを寝る前に目にしました。


中学生の頃、ミュージックテレビは欠かさずどれも見ていました。

深夜のCDTVもそのひとつ。ある時、ピアノのみのアルバムがヒットチャートにあらわれます。

3つのピアノ曲で構成されたアルバム、「ウラBTTB」はどの曲も皆さん一度は聞いたことがあるでしょう。

当時その中の1曲、「エナジーフロー」を学校で弾いたら、最近の有名曲ということもあってか友達から「すげ〜!!」としばらくヒーロー扱いでした。そのくらい当時は誰もが知っていたんですね。


月日は流れ、その教授(坂本龍一)と同じ音楽大学に行きました。

そこで色々な作曲家を学びましたが、あ〜、あの時の「エナジーフロー」の中間部はフォーレだったんだなと知ることもできました。

当時は3部形式でいうところのA部分しか弾いていませんでしたが、あの中間部のB部分が美しい。

ちなみに大学生の頃は教授とは関係ありませんが、フォーレにドハマリし、フランスの作曲家の中では断トツに好きでした。

フォーレについても今度語りたいですね。


おそらく教授の作品で一番有名なのは、戦場のメリークリスマスでしょう。3ヶ月前、最後の映像であるcommmonsからの戦場のメリークリスマス演奏動画。あれは最高ですよ!

You Tubeで是非ご覧ください。



(教授の音楽にはフランスの作曲家の影響が色濃くあらわれています。こちらもYou Tubeで、音楽の歴史を教授が面白く解説している番組があります。同じくcommmonsからのスコラシリーズになります。是非一度ご視聴下さい)