皆さんこの方知っていますか?
あの「音楽の父」と言われている、ヨハン・セバスティアン・バッハではなく、その息子のカール・フィリップ・エマヌエル・バッハになります。
おそらく弾いたことない、作品も聴いたことないという人がほとんどではないでしょうか。
ただ、当時はあの父であるJ.S.バッハより息子であるC.P.E.バッハの方が遥かに有名だったのです。
息子C.P.E.バッハの音楽はまるで古典派のハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンを先取りしたかのような特徴があります。しかし古典派音楽の基礎を築いた彼も、父であるバッハの指導がなければ成功はなかったと語っています。
最近では毎年のようにC.P.E.バッハの作品がピティナ・コンペティションの課題曲でも取り上げられています。300年経ってコンクールで親子の作品が色々な人に弾かれる、、
とても素晴らしいことですね。
さて、最近楽しみなことがひとつ。
このC.P.E.バッハのヴュルテンベルク・ソナタ集のキース・ジャレット録音が近々発売されるのです。(7/5発売)
自宅スタジオで録音していたものが30年の時を経て陽の目を見ることに。
すでに数曲聴いたのですが、発売当日全部聴けるのを今から楽しみにしています。
いや〜皆さん、バロックはいいですよ〜。
興味のある方は是非!